とんとんとんがらしの宙返り
ツイッター17日目。
「いいね」25、「フォロワー」3。フォロワーが43名になる。
1日平均2,5人か。単純計算だと、23日後には100名になっている。もちろん、話はそんな簡単にはいかない。
100を達成するためにはフォローを増やして、相互フォローの機会を多くしなくちゃならんわけだ。
ところがワタシ、共有し合える話題性に乏しいことに、あらためて思い至るのである。
そうだよなぁ、浮世離れしてるもんなぁ。
市内で本格的にツイッターをやっている個人事業主(いわゆるターゲット)はほとんどいない。
若干でも上がってくるのは、コンサル系だ。
こちらは参考になるトピックもあってフォローしているが、絶対数が少ない。
ミュージシャンもフォローしてみたけど、お一人除いてあとは全く反応なし。
ライブでも行って、顔見知りにならんと相手にしてもらえないのだろうか。
多いのは、グルメ系かアニメなどのオタク系。
SNSって、若者が中心の文化だものね。これは納得できる。
お店の食レポになら「いいね」も可能だが、さすがにアイドルとかコミックとかの業界だと、まったくついていけない。
自分の分野だと、「音楽」か「読書」。
これがまたマニアックになってしまい、趣味なら楽しいが、商売にするにはあまりに楽屋落ちに過ぎる。
60年以上昔の小説が、いまも現役で読まれてる。
すごいなぁ。
清張さん、お誕生日おめでとうございます。 https://t.co/8OBIRAy5rK— さくら便り (@K1aISji55ZJLjHf) December 21, 2021
ま、ソクラテスもプラトンも、ニーチェもサルトルも、みんな悩んで大きくなったんである。
いろいろ悩んで、最後には花を咲かせるのさ。
ちなみに野坂昭如は、”拷問アニメ”「火垂るの墓」の原作者である。
33年前。知り合いの子供を連れて「となりのトトロ」のロードショーに行ったとき、同時上映されていたのがコレ。
心の中で何度「やめてくれぇ!」と叫んだことか。絶対に!二度と観ないと誓った映画である。
短編「花のお遍路」は、「火垂るの墓」の成人バージョンである。
収録されている「感じて。息づかいを。」恋愛小説アンソロジー(光文社文庫)[川上弘美]が、今も手に入る。
こちらは個室で読めば誰の目も気にせず、思う存分のたうち回れる。
野坂昭如は天才だと、この一作を読んで思った。
しかしこれも、極めてマニアックな話題ではある。