持たざる者の商い

ミュージシャンで自分のスタジオを運営する、青田ケンイチ氏を訪れました。
以前、彼の方から一緒に何かできないか呼びかけがあり、それを具体化するための提案を行います。

最終目標は、コロナ禍で壊滅的に減ってしまったレコーディング需要を、いかにして回復させるかです。
私の事業とリンクさせる形で、いくつかのプランを提示しました。

まずは現状分析。この先ずっと今のような自粛が続くと仮定するなら、個人としてできることはほとんどありません。
ところが世界一シビアなはずの投資家はひるむことを知らず、株価は常に高止まりしたままです。

先の先まで読んで投機の機会を狙う彼らが買いを続ける以上、将来の見込みは、決して暗くないはず。
実際、ワクチン接種拡大の影響から、アメリカ・イギリスの経済はV字回復の兆しです。

遅れて日本のワクチン接種も急速に進んでおり、コロナがひと段落していけば、オリンピックに観客を入れることさえ不可能でないはず。
そこまで行けば、国内の景気も活気も、大変な盛り上がりを迎えているでしょう。
旅行にも行けず、お金の使い道に困っていた階層の財布のひもは、必ずやゆるむはずです。
そこを見越して今から準備を進めれば、ビジネスチャンスは必ずあると思うのです。

そのための準備の第一歩として、彼の ECHO STUDIO(エコー・スタジオ)認知度を、どう上げていくか。
何より金も知名度も、才能もさしてないはずの我ら貧者のビジネスとは、いかにあるべきか。
そこから検討します。だって貧者ゆえに失うものの心配は不要だし、先行き見通しの立たないこれからの世界、我らの時代と言えるかも知れないのです。

でもって、明日に続きます。

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