著作権って誰のため

Hi さくら便り,
Good news! After reviewing your dispute, Sony Music Entertainment (Japan) Inc. has decided to release their copyright claim on your YouTube video.
Video title: "豊由気神社 百日参籠最終日(再公開)"
- The YouTube Team

訳:こんにちは、さくら便りさん。
朗報です。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、「当社」)は、お客様のYouTube動画に対する著作権主張を検討した結果、当該主張を解消することを決定いたしました。
動画のタイトル "豊気神社 百日参籠最終日(再公開)"
- YouTubeチーム

いろいろ考えさせられるが、異議申し立ての結果、ぶじ動画凍結が解除された。

しかしGood news!って、なんで上から目線なのか。「I apologize for the inconvenience(ご迷惑おかけしました)」くらい言えんのか。
オレ様が解除してやったぜぇみたいな、一方的な決定権者との印象をいだかされる。
いや、実際にそうなわけで、態度としても隠す気がないというだけの事か。

異議申し立てした先が、ソニー・ミュージックエンタテインメントだとわかったのはよかった。
結局、音楽に関することだったんだな。

してみると、いかに音楽業界の著作権とやらがいい加減なものかがわかる。
生演奏で、かついにしえよりの雅楽に、著作権なんてあるはずがない。

つまり、あてずっぽうで公開差し止めを要請したわけだ。
だとすれば、至る所で同じようなことやってるんじゃないかとも推察される。

ま、勉強にはなった。
しかしこんな影響力ゼロの動画にまで、世界を独占する企業がチャチを入れてくるんだ。
情報化社会って、やっぱ怖い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です