上を向いて歩いてね

知人のバーベキューに呼ばれ、午後に少し顔を出しました。
今日はテントを張って、一晩ここで過ごすそうです。すごいなぁ。
私、そういうのだめなんですよ、お風呂入ってから、ちゃんと布団で寝たい。

お子さんが3人いらして、上の2人が男の子、一番下が5歳の女の子です。
お兄ちゃんたちは突然の来客にかかわらず、とても礼儀正しい。私に敬語で接してきます。
お母さんのしつけが、しっかりしているんでしょうね。

保育園に通っているという女の子が、むちゃくちゃ可愛い。
自分で振り付けたという踊りを、歌いながら次々と披露してくれます。
カメラにも収めましたし、本音を言えば、ぜひ公開したい。
こんな変な世の中じゃなかったらなぁ。ひとまずご家族に、動画を送信しておきました。

明日は昼に村田禰宜の取材、夜は地元紙の編集会議です。
最近とみに夜型になってきて、今だって時計見たら12時過ぎてるじゃん。
その分どうしても、朝が遅くなります。
っていうか、5時前に目が覚めて、朦朧もうろうとした意識のまま小音量で音楽を流すうち、二度寝しているパターンです。
明らかに気の抜けた状態であり、少し軌道修正しなきゃなりますまい。

相変わらず映画を観ています。それがどうしても、旧いヤツを選ぶのね。
私が生まれた1962年に公開の「上を向いて歩こう」。
最初のオリンピック前夜、完成したての国立競技場をバックに、坂本九初め出演者が腕を組んで歌う主題歌。

貧しく生まれ、何をやっても報われない青年たち。
それでも未来を信じ、現実と向き合っていた当時の日本が、今とあまりにも対照的なんであります。
では何が、そんなに変わったんでしょう。
スマホひとつあれば、大抵の要求は満たされてしまう現代いま
徹底した個人主義と功利化が進み、人を信じることが容易でなくなってしまった現状。

だからとこの時代が、絶望ばかりというわけでもありません。
今日の女の子の、はち切れんばかりエネルギッシュな踊りには、未来への希望しか見えませんでした。

おかげさまで、とっても元気もらいました。ありがとう。

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